Project.vim - Vimでのプログラミングを猛烈に支援してくれるプラグイン

こんばんは。Google Chrome Extensionに関する記事を書こうと思っていたのに、うまくいかなくて紹介記事に逃げました。


今晩はProject.vimを紹介します。
Project.vimはプログラムに限らず、Vimで編集するテキストデータを管理するためのプラグインです。
iTermからMacVimに乗り換えて非常に不便だったのがファイルの扱いで、IDEの便利さを恨めしくも思いましたが、Project.vimがそんな雑念をも消し去ってくれます。



上が利用中のスクリーンショットです。こんな風に左側に小さくプロジェクトに関係のあるファイルを表示させておいて、ファイルを選択すれば右側で即座に開いて編集を行うことができます。


ダウンロードはこちら
http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=69

ダウンロードして解答したら、いつものように "~/.vim/plugin" に内容物を移動させます。
Vimを再起動したらコマンドライン

:Project {PROJECTNAME}

と打つとプロジェクトが作成されます。{PROJECTNAME} の部分は実はパスになっていて、その場所にプロジェクトファイルが作成されます。
プロジェクトを開く際にはまた同じようにコマンドを入力する必要があるので、"~/.pr/{PROJECTNAME}" などにしておくと、再起動した後にプロジェクトを開くのが楽です。


プロジェクトを作成した直後は左側には何もありません。まずはプロジェクトの設定を書いていく必要がありますが、ノーマルモード

\C

と打つと設定ファイルを作成するスクリプトが起動します。
設定するのは、プロジェクト名、プロジェクトのディレクトリ名、CDパラメーター、フィルターの設定です。
プロジェクト名はお好みのものを、プロジェクトのディレクトリ名も同様にお好みのものを、CDパラメーターはプロジェクトのルートディレクトリを、フィルターの設定は扱うファイルを "*.c,*.h" といった形式で入力し、作成をします。

あとは扱うディレクトリやファイルを

hoge=hoge {
  hoge.c
  hoge.h
}

といった具合に記述して、ノーマルモードでエンターを押せば開くことができます。
ちなみに \r でディレクトリ内のファイルを自動的に追加することができます。
非常に便利で手軽なプラグインです。ぜひ一度お試しください。
では。