GitX+unfuddleでバージョン管理を始める方法

ペアプログラミングのためにバージョン管理をする必要が出たので、GitとSVNを無料で試すことになって、その設定にそこそこ苦労したので方法を書き記しておこうと思います。

1. unfuddleのアカウントを作成する

unfuddleは非オープンソースプロジェクトでも無料で利用が可能なSVN or Git ホスティングサービスです。
以下のURLからunfuddleへ移動し、上部の "Sign up" からアカウントを作成します。

2. リポジトリの作成

アカウントを作成したら、画面左上部のタブから "Repositories" を選び、"New Repositrie" のリンクを選択してリポジトリを作成します。

3. リポジトリの設定

リポジトリを作成したら新しく現れたリポジトリページへのリンクをクリックします。
やることは二つあります。
一つ目はSSH公開鍵の設定で、二つ目はローカルでの初期設定です。
詳しいことはすべて "Show me how to connect" のリンク先に載っています。

SSH公開鍵の作成は以下のコマンドで行います。

$ ssh-keygen -t rsa
$ cat ~/.ssh/id_rsa.pub

次に、上のコマンドを入力して出力された鍵をunfuddledに知らせます。
タブの "People" をクリックすると "Edit Person" という画面が開くので、左下の "Public Keys" の "New Public Key..." から、先ほど出力された内容を登録します。

そしてローカルでgitリポジトリの新規作成を行います。まだインストールをしていない場合は以下のコマンドでインストールが可能です。

$ sudo port install git-core

まずは管理するディレクトリを作成してその場所に移り、リポジトリを作成します。

$ mkdir /path/to/repository
$ cd /path/to/repository
$ git init

次にunfuddleをリモートリポジトリとして登録します。

$ cd /path/to/repository
$ git remote add unfuddle git@sng.unfuddle.com:sng/sng.git
$ git config remote.unfuddle.push refs/heads/master:refs/heads/master

何かファイルがないと管理するものがないと怒られるのでタッチした後、コミットします。

$ touch somefile
$ git add *
$ git commit -am 'initial commit'
$ git push unfuddle master

あとはGitXを起動させて、リポジトリを開けば完了です。
GitXは使い心地に難があって実は僕は使うのをあきらめてしまいましたが、使いこなせる方は試してみてはいかがでしょうか。